湯治のすすめ
温泉の知識
温泉とは
自然湧出の温泉は、マグマの活動により地中深くから湧き出て来るため、
地上では考えられないほど多量の化学物質が含まれています。これらの成分が入浴や
飲泉することにより体に吸収されさまざまな症状に有効に働きます。
また、できるだけ新鮮な温泉ほど、効果があるといわれています。
ポンプで深くからくみ上げたり、遠くまで引湯したり、循環して時間がたってしまうと、
お湯が激しく変化してしまっています。
湯治の注意
* 療養の効果は1週間ぐらいから3週間ぐらいまでが期待できるといわれています。
* 湯治を開始して3日〜1週間で、湯あたりの症状が現れる事があります。
その場合症状の回復を待ちましょう。
* はじめから1日に何度も入らずに、慣れるに従って増やすようにしましょう。
: お持ち帰りになってもご利用いただけます。専用の容器は売店に用意してございます。
: 温泉の詳しい利用方法はフロントまでおたずね下さい。
日本の代表的な泉質は11種類ありますが、
小谷温泉は、ナトリウム炭酸水素塩泉(中性低張性高温泉)です。
ナトリウム炭酸水素塩泉 (重曹泉)の特徴
せっけんを使って洗い流さなくても、浸かるだけで皮膚の脂肪分や、分泌分を乳化して洗い流し、なめらかなきれいな肌にしてくれます。美人の湯といわれるのも特徴です。また、キズや火傷に効くほか、飲めば、胃酸を中和し胃の働きを活発にするので、胃腸に良く効きます。胆汁の分泌まで良くするので、肝臓や膵臓の働きも活発になるとあって、ヨーロッパでは、”肝臓の湯”といわれるほどです。それに糖尿病や痛風にも効く良湯です。
飲泉とは
ヨーロッパでは、温泉といえば飲泉を意味するほどで、ナトリウム、鉄、カルシウムなどの無機質が大量に含まれており、飲泉すればミネラル分として野菜を食べるのと同じ効果があるといわれています。