登録有形文化財
本館
 江戸時代建築、木造3階建てで、見事なケヤキの柱や梁で豪雪に耐えてきた重厚な作りです。一階の囲炉裏のある茶の間や神棚が歴史を感じさせ、その奥には立派な3部屋続きのお座敷があり、そこだけが天井の高い作りとなっています。2階と3階は現在も現役の客室で、昔ながらの湯治場です。長野県ではほとんど見られなくなった自炊場も近くにあり、長期の湯治滞在も可能です。

新館
 大正3年建築の木造3階建て、地元の宮大工の名棟梁、山岸市太郎の手によるもので、丸太の通し柱や、ケヤキを使った作りで、当館建物の象徴的な一棟です。角度の違う廊下がL型に繋がり、難しい木組みがされています。

浴室棟
 昔から変わらぬ元湯の湯殿、大正ロマンを感じさせる、浴槽のデザインです。ケヤキの観音開きの入口も当時のままです。

前土蔵
 明治18年建築の土蔵です。

資料館
 明治42年建築の新土蔵です。昭和54年資料館として改装オープンしました。

薬師堂
 建築年は不明ですが、本館より古くからあったと思われます。
これまで多くの湯治客の治療や健康を見守り、この小谷温泉 元湯の象徴と言えます。
毎年、5月と11月の7−8日にお祭りを執り行っています。

別館
 平成元年建築の鉄筋コンクリート造りの3階建てです。全部屋トイレ付きとなっており、1階は大広間の食事処です。豪雪や災害に強い建物として、人里離れた、山奥の一軒宿ですが、緊急時には安心の建物です。

外湯 展望風呂
 平成26年に徳武棟梁によってリニューアルされた浴室棟です。昭和30年ごろまでは共同浴場があり、隣の旅館が廃業したのを機に、その場所に再び施設しました。